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ある露出狂の記録 1-5

 至悦の痙攣は十数秒ほども続いただろうか。
 その後、ようやく我に返った亜梨紗は、今さらながら羞恥に体を震わせていた。

(イッちゃった……私、公園で……こんな格好で、お漏らしまでして……)

 暗がりでは判然としなかったが、足元のベンチには間違いなく、卑猥な水溜りができていることだろう。
 普段、人々が腰を下ろすその場所に、亜梨紗の吹きこぼした淫汁が、しっかりと染みこんでしまうのである。

(こんなことして、私……最低の変態だわ……)

 公園で遊ぶ親子連れが、学校帰りの少年たちが、このいやらしい染みに尻を付け、手を触れる。彼らは何一つ知らぬまま、清らかな肌を亜梨紗の痕跡で汚してしまうのだ。
 そのことに想いを馳せるだけで、亜梨紗の肉体は熱く火照り、どうしようもなく疼き出すのだった。

(ああもうダメ、限界)

 亜梨紗を辛うじて抑えつけていた理性が、ぶちぶちと音を立てて切れていく。
 この程度では、たった一度だけでは、とても満足できない。
 焼けつくような刺激が欲しい。
 泥のような快楽に浸りたい。
 もっと、過激に――

 膨らみ続ける欲望に衝き動かされ、亜梨紗はよろめきながらベンチを下りる。
 そして、公園の真ん中へ、ゆったりとした足取りで歩を進めた。

(こんなの、絶対ヤバいって……本当に私、誰かに見られちゃうかも……)

 理性の残り火がしきりに警告を発している。
 だが、亜梨紗の肉欲は鎮まるどころか、よりいっそう激しく燃えさかる始末だった。
 右手は自然と股間に伸び、じゅくじゅくに熟れた秘裂を撫で回してしまう。

「ふぅっ……ん、はぁっ……」

 甘ったるい吐息が漏れる。昂ぶり続ける興奮で、心臓が締め付けられるようだった。
 じっとりと汗ばんでくる肌。全身の慄えが止まらない。体の奥から込み上げてくる、悪寒にも似た粟立ちに、亜梨紗は身悶えしながら歩を進めた。

 そして、すべり台の手前で足を止める。
 亜梨紗の背よりも少し高い程度の、ごくありふれた遊具の前で、亜梨紗はごくりと喉を鳴らした。

(……私、どうかしてるのかも)

 自嘲気味に笑った亜梨紗は、大胆にも、その場でコートを脱ぎ捨ててしまった。

 月明かりに照らされ、均整の取れた肢体がぼんやりと浮かび上がる。
 引き締まった太腿や二の腕、くびれたウエストや張りのいいヒップ、どれも同性が羨んでやまない、抜群のスタイルを誇っている。

 唯一、亜梨紗がコンプレックスを感じているのは、少々慎ましやかに過ぎる胸部の膨らみであった。少しゆったりめの服を着れば、たちまち目立たなくなる程度のサイズでしかなく、ブラジャーの必要性さえ感じないくらいである。

 もっとも、ピンと尖った乳首は感度が良すぎるほどであり、本当に下着を着けずにいたら大変なことになる。服の布地で擦られ続け、いやらしい突起が浮かび上がってしまうばかりか、快感に体を侵食され、あっという間に股間がドロドロになってしまうのだ。

(これじゃ足りない……もっと、もっと気持ちよくなりたい……!)

 コートを梯子に掛け、亜梨紗はすべり台の上に昇っていく。
 さらに大胆に、過激に、貪欲に――歯止めの効かなくなった亜梨紗は、ただひたすら、己の欲望に衝き動かされていた。

(やっちゃった……私、全裸ですべり台に乗って……)

 闇に紛れた少女は、すべり台の上でしゃがみ込み、興奮にその身を慄わせていた。いっそ堂々と立ち上がってしまいたかったが、あまりの興奮に足元がふらつき、とても立ったままではいられまい。

「んっ、あっ、くぅぅ……んっ、んんっ、ふあぁぁっ……!」

 秘裂に添えられた右手は、もはやいささかの躊躇もなく、ガリガリと陰核を掻き毟っていた。

「あぁっ、んふぅっ……ひっ、あ、イっちゃ、う……あた、し、もうっ……!」

 甘ったるい喘ぎ声が抑えられない。
 いや、抑えようという理性さえ、とうに吹き飛んでいた。

「見て、見てっ……亜梨紗の、いやらしいとこ、全部っ……!」

 びちゃびちゃと水音を鳴らしながら、亜梨紗は夢中になって快楽を貪っていた。

テーマ : 官能小説
ジャンル : アダルト

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