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澱の中の二人 1-10

 焦らし続けること三十分。

「あぐ、うがあぁぁっ……んあっ、あぶっ、いやああぁぁっ……」

 伊織はついに床に突っ伏し、獣じみた声で咽び泣いていた。
 息も絶え絶えの惨状ながら、感心なことに、尻だけはきちんと突き上げたまま、俺に向けて無惨な恥部を晒し続けている。無意識のうちに俺の命令を守ろうとしているのか、それとも、蕩けきった肉体が快楽を求め、物言わぬ哀願を続けているだけなのだろうか。

 俺は淫汁に汚れた指をスカートで拭い、ちらりと時計を見やる。
 時刻はちょうど午後五時を回ったところ。もうそろそろ伊織を解放せねばならない時間が迫ってきていた。

(今日はここまで、か)

 もう少し楽しみたいところだったが、あまり帰りを遅らせては伊織の家族に不審がられてしまう。できる限り面倒は避けねばならない。今は一時の欲望よりも、長期的な展望を優先すべきなのだ。そのうち伊織が進学し、一人暮らしでも始めるようになれば、時間などいくらでも作れるのだから。

「時間だ。終わりにしてやる」

 俺は膝立ちでにじり寄ると、真っ白な臀部をピシャリと平手で打った。

「……ひぐっ、うぁ……」

 打擲の衝撃さえ快楽に変わるのか、無惨な少女の口から切なげな呻きが漏れた。そして、伊織は震える足を懸命に動かし、もう一段グイっと腰を突き上げて、挿入しやすい体勢を整える。

 俺はとうに復活済みの屹立をあてがうと、後ろから一気に貫いた。

「あがっ……んぐぅぅっっ……!」

 丸まった背中が、ビクン、ビクン、と大きく跳ねる。
 散々に苛め抜いた淫穴は、さながら媚肉で作られた万力のようだった。膣肉は十分潤っているにも関わらず、痛みを覚えるほどにガッチリと咥え込まれた肉茎は、じっとしているだけでも快感がせり上がってくる有様だった。俺でさえこうなのだから、伊織が感ずる快楽の強さは推して知るべしと言ったところか。

「ふぁっ、ああっ、んぐっ、くぁぁっ……!」

 苦悶の叫びと同期するように、伊織の腰は淫靡に震え、熱く火照る淫襞は鼓動を刻むように収縮していた。
 本格的な抽送も始まる前だと言うのに、早くもこの痴態である。普段なら嘲笑の一つも投げかけてやるところだが、残念なことに、さほど時間に余裕がない。

 俺は己の欲望を満たすことだけに専心することにした。

テーマ : 官能小説
ジャンル : アダルト

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